■ イースターと色の関係

日本ではまだ、あまり馴染みのない「イースター」。

生徒さんに
「今度イースターをテーマにしてイベントがあるんですよ♪」
なんて、お話をしたら
「ディズニーランドでしか盛り上がってないと思っていた」
という反応が返って来たのは最近のお話。

たしかに…w
近年は少しずつ浸透してきているなと感じていましたが、たしかに…ですw

クリスマス・バレンタイン・ハロウインと
様々な行事やイベントで、世の中が華やぎ
元気になっていて、あまり関係のない人でも、少しだけわくめくんじゃないかなと思います。

イースターもまた、店先などに、きれいな絵や模様を施したイースターエッグを見かけると
その華やかさや可愛らしさから
春の軽やかさとペイントの華やかさに心がスキップしちゃう人も少なくはないはずです。

その卵にペイントされた色にも意味があったりするとしたら…。

ということで、色々調べてみました。

まずは

イースターとは?

ヨーロッパなどで、キリストの復活をお祝いするお祭りとして、とても大切にされている復活祭がイースターです。
キリスト教徒にとっては、クリスマスと並ぶ大切な行事。

キリスト教は布教の過程で各地の文化や伝承を取り入れていきました。
イースターも、各地の春の訪れをお祝いするお祭りと混ざり合い、現在の形となったようです。

つまり、イースターは、キリストの復活をお祝いするほかにも、春の訪れを喜びあうという意味もあります。


イースターと聞くと、どうしても『イースター島』とどんな関係が気になりまして。早速、調べてみました。

▶ 1722年のイースターの日に、オランダ人が初めてこの地を訪れたことを記念して「イースター島」と名付けたそうです。正しくは『パスクア島』と呼び、イタリア語で復活祭(イースター)を意味するんだそうです。

さっぱり(*´∀`*)


 

イースターの名前の由来

なぜ「イースター」と呼ばれているのかは、実は定かではありません。
一番メジャーに言われているのは、アングロ・サクソン人が信じていた、春の女神”Ēostre”(エオストレ)から来たとされる説。

春は新しい生命が宿り、植物や動物が繁栄する季節。
キリスト教徒とは関係のない異教徒たちは、もともと繁栄を意味する女神を讃え、春の訪れをお祝いしていたのです。

そこにキリスト教化の流れがきて、本来異教徒たちがお祝いしていた春の祭りを
キリスト教徒が復活するイエスのイメージと重ね合わせて統合していったと言われています。

ワタシ的にはキリストの復活!と言われるよりも
春の訪れを祝うお祭りと言われると、わくめきパワーがあがります♪

 

イースターはいつ?

イースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」になります。
ですから、毎年日にちが変わります。
2018年は4月1日・2019年は4月21日・2020年は4月12日となっており、例年3月下旬~4月下旬の間に開催されます。

 

 

なぜたまご?

クリスマスといえばクリスマスツリー。
イースターといえば卵…イースターエッグです。

 

 

卵は、キリスト教が布教するずっと前から
生命や豊穣のシンボルとされ、飾りに使う習慣がありました。

卵には偉大な力が宿っていて、長く厳しい冬の殻を破り
春の訪れや希望、生命の息吹を象徴する存在なのです。

春の訪れとキリストの復活を合わせ、イースターエッグが誕生したというわけです(諸説ある)。

 

なぜうさぎ?

その卵はうさぎ…イースターバニーが運んできたとされています。

 

古代から、うさぎは多産なので、繁栄・豊穣のシンボルでもあります。
これもキリストの復活のたとえといわれています。

 

ワークスペース詩寿華|うさぎ小屋ギャラリー

 

さて、いよいよ本題ですね

イースターエッグの色の意味は?

 

カラフルな色づけがされたり
美しい模様が描かれているイースターエッグ。

なかなかかわいくて魅力的です。

インペリアル・イースターエッグなど、見かけたことがある人や知っている人が多いかもしれません。

イースターエッグにはもともと
その色や模様に込められた「意味」がありました。

 

イースターエッグの赤:

赤は血を連想させる色。
イースターエッグの赤は、キリストの血を表していて
キリストの血によって世界が救われるという意味が込められています。
また、幸福・情熱・太陽・希望などの意味も。
イースターでは赤くペイントした卵を友人に贈るという風習があるそうです。

 

イースターエッグの青:

 

青は「空と健康」を表しています。
パステルカラーの明るい水色のような色を使われることも多いです。
それは平和と調和を示唆している。それは明確な青空と新しい春の成長をもたらす雨です。

イースターエッグの白:

 

白は「清浄と誕生」を表しています。
また白紙に戻す(再スタート)=復活の色とも言われています。

 

他にも

紫「神への忠誠心や受難」
黒「闇・罪」
金「冨・神の存在・祝い」
黄色「喜びと幸福」
緑「希望、生れおよび更新」
ピンク「新鮮な始まり・健康的な新しいスタートと遊び心」。
ライトオレンジ「新しい日の夜明けおよび新しい季節」
ラベンダー・淡い紫色「特別な何かを提案する」

 

施される模様の意味は?

 

たくさんのイースターエッグがありますが
中でも、幾何学模様の卵が最古とされています。
その他、春の花や動物などさまざまなものがモチーフになってます。

宗派や国、都市に、地方によっても違いはありますが
模様の意味をいくつか紹介します。

星:イエスキリスト・魔除け・厄除け
農耕器具:土の恵み(ときにすきは、結婚を意味する)
魚:キリスト教のシンボル
カエル:春の慈雨・若さや美しさ・女性のシンボル
蛇:厄除け
波:永遠
生命の木:子孫繁栄
麦の穂:豊穣

 

どうやって楽しむの?

 

イースターもクリスマスと同じように、家族で静かに食事をするのが伝統だそうです。
また、部屋を飾り付けたりして楽しんだり、卵に絵や色をつける「エッグペイント」など。

 

子供達はエッグ・ハントを楽しむ

 

子供はエッグ・ハントを楽しむのが一般的です。
ウサギによって公園や庭、家中に隠されたとされる卵を、必死で探し出すというゲーム。

エッグ・ハントに使われる卵はカラフルなプラスチック製のものがメインで
中におもちゃやお菓子が入っていること主流になっているとか。

 

ホワイトハウスのエッグ・ロール

 

長い柄のスプーンを使って卵を転がして行うレース、エッグ・ロールも人気があります。

特にアメリカでは、毎年ホワイトハウスの庭で行われることで有名。

子供達とその親をホワイトハウスに招き、綺麗に手入れされた芝の上で行われます。

 

家族で過ごす日

 

アメリカでは国民の祝日ではないものの、多くのキリスト教徒にとっては大切な日です。
こういった祝日には家族で一緒に時間を過ごすのが定番。

当日は家族や親しい友人と一緒に豪華な食事をするのが一般的です。

 

アメリカではパレード

 

アメリカでは、イースター・パレードというイベントも開催されます。
楽しいお祭りごとという認識で、キリスト教の正式な行事ではなく、むしろ宗教的意味があまりないパレードになっているようですw

ニューヨークシティの5番街で行われるものが、イースター・パレード中でも一番有名みたいです。1870年代から始まった歴史のあるイベントらしいです。

 

メッセージカードを送り合う

 

家族や友達にメッセージカードを送り合う人もいるようです。
定番モチーフの卵やウサギを始め、春の訪れを感じさせる華やかなデザイン、新しい命の誕生を意味するヒナなどが描かれたカードが一般的。

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まとめ

 

クリスマスやハロウィンなども含め、宗教的な意味はともかく、
世の中の流れや空気に踊らされて楽しんでしまうって、笑顔になれることのひとつでもあると思います。

私の目指す世界はSmileじゃなくてLaughです!
多いに笑って、春を楽しみましょう♪

 

笑う門には福来たる(*´∀`*)

 

私のお友達は、お子さまのお友達が集まってイースターパーティをすると。
学年が変わりクラス替えがあって、離れ離れになるから…という趣旨のようです☆

それもまた素敵ですね♪

バルーンで装飾したりして楽しむから、バルーンでうさぎを作る動画探して、作る練習してる♪なんて、話してました。

バルーンと言えば…青森県でバルーンの全国大会が開催されるって知ってました?|ツイスターズ2018 in青森

みなさまもぜひイースター楽しんでみてください☆